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【知らなきゃ落ちる!】転職活動の上で必ず押さえておくべき大学の役割3つ

大学職員を目指している皆さまへ。

大学の3つの役割、パッと言えるでしょうか?

まさかとは思いますが、「3つ…?大学って教育機関じゃないの…?」なんて方はいないですよね?

転職を目指す上で、これをわかっていないとソッコーで落とされてしまいます。

 

 

大学は大学生の教育だけをしているわけではなく、

当然そこで働く教職員も、学生だけを相手にしているわけではありません。

学生と一切関わらない部署に配属されることも、全然あり得るわけです。

 

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大学への転職を目指すにあたって、

学生と関わりたい、教育に貢献したいという方は多いと思いますが、

上記の事情から、教育への思いをピンポイントで押し出すのは危険です。

採用する側からすれば、「それ以外の部署もあるんだけど…。」となってしまうわけです。

 

教育機関だけではない、大学の役割3つをおさえておき、

それを意識しながら転職活動に臨みましょう。

 

目次

 

 

大学の役割その1 教育

1つ目は、言わずもがな教育です。

大学は高等教育機関であり、学生に対して教育サービスを提供し、

世の中へ優秀な人材を送り出すことが役割として求められています。

授業という観点での教育は主に教員の先生方によって行われるものですが、

職員の関わり方としては例えば以下のようなことが考えられます。

 

・授業や試験の実施に置けるサポート

・全ての学生が教育サービスを享受できるような体制、システム、環境作り

・窓口業務における学生とのコミュニケーション、指導

 

大学の役割その2 研究

2つ目は、研究です。

大学は教育機関でもあり、同時に研究機関でもあります。

先生方は授業の合間をぬって研究に励み、論文を執筆し、学会等で発表を行なっています。

大規模な研究には資金が不可欠であり、スポンサーが必要不可欠です。

先生方が研究に取り組む環境を整えることが、職員の役割の1つです。

職員の関わり方としては、以下のようなことが考えられます。

 

・研究をするための研究費用の捻出、スポンサー(国や企業)の獲得

産学官連携での研究、事業の創出に向けた官公庁、企業との各種調整

・研究に関わる各種学会、委員会等の運営サポート

 

大学の役割その3 社会貢献

3つ目は、社会貢献です。

大学の社会貢献とは何か?いろいろなことが考えられますが、

1つは地域貢献です。大学では多くの場合、地域に根ざした広大なキャンパスを持っています。

そのことを活かして地域住民の皆さま向けのサービスを提供することが、大学の役割の1つです。

職員の関わり方としては、例えば以下のようなことが考えられます。

 

・地域の方向けの生涯学習公開講座の設置

・大学施設の開放、貸出し

・災害、天災発生時の帰宅難民受け入れ

 

いかがでしたでしょうか?

学生の頃は教育機関とした見えていなかった大学ですが、

このように様々な形で世の中への役割を果たしています。

3つの役割を理解した上で、大学に存在する各部署の役割を理解し、

自分が何をしたいのか、どこでなら価値を発揮できるのか、

深めていくようにしましょう。