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【あなたは答えられますか?】大学職員を目指すなら知っておくべき国公立大学と私立大学の違い

こんにちは。

本日は国公立大学と私立大学の違いについてご紹介したいと思います。

 

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早速本題ですが、皆さん国公立大学と私立大学の違いは何だと思いますか?

面接で問われたとしたら、あなたはどのように回答しますか?

 

 

 

答えは決まったでしょうか。

それではいってみましょう。

 

 

 

国公立大学と私立大学の違い

入学試験の方式や科目数が違う?

学費が違う?

運営母体が違う?

 

正解は1つではありません。

上記3つももちろん正解と言えます。

 

では、その大学で学ぶ学生にとって、働く教職員にとって、そしてこれから職員を目指して面接に臨む皆さんにとって、国公立大学と私立大学の決定的な違いは何でしょうか?

 

あえて1つだけ挙げるとするならば、それは「創設者がいるかどうか」です。

 

国公立大学は、国や地方公共団体、国立・公立大学法人などによって公共予算で設置される大学です。

一方で、私立大学は学校法人または株式会社によって設置される大学のことを言います。

 

学校法人とは、私立学校の設置を目的として設立される法人のことで、

基本的には創設者が教育への想いを実現するために、私財を寄付することで設立します。

 

創設者がいることが、私立大学の大きな特徴です。

 

 

 

創設者がいるということ

 

では、創設者がいるとはどういうことなのでしょうか。

繰り返しになりますが、私立大学は創設者が教育への想いを実現するために、私財を寄付することで設立します。

 

それほどまでに強い教育への想いがある創設者と、その賛同者によって私立大学は設立され、今日に至るまで運営されているわけです。

つまり、私立大学には設立者が抱いた強い「建学の精神」があります。それが全ての基礎となり、大学運営に関する様々なことが決定されます。

 

自分が私立大学出身だという方は、ぜひ自分の入学式や卒業式を思い出してみてください。学長や理事長の話の中には必ず創設者と建学の精神が盛り込まれていたはずです。

 

転職活動で心がけたいこと

私立大学の特徴である「創設者」と「建学の精神」ですが、転職活動においても非常に重要と言えます。

 

面接で志望動機を言う場面があると思いますが、「なぜ大学業界か?」はもちろん、「なぜうちの大学なのか?」という質問はほぼ100%聞かれると考えてよいでしょう。

 

「建学の精神」は各大学の特色を現す最も重要なスローガンです。「建学の精神」を理解し、可能であれば共感し、自分の志望動機と結びつけ、自身の言葉で語ることが重要です。これが出来れば、内定にグッと近付くと思います。

 

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いかがでしたでしょうか。

転職活動中の皆さんは私立大学と国公立大学の違いをしっかり意識し、面接に臨んでください。