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【大学職員の夏は天国!?】大学職員の夏休みは実際どうなのか

こんにちは。

本日は大学職員の夏休みについて紹介したいと思います。

 

皆さんは大学職員の夏休みについてどのようなイメージをお持ちでしょうか?

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私が大学職員になってからよく言われるのは・・・

 

・学生がいないし別にやることないよね?

・教員の先生もいないよね?

・大学生と同じ夏休みなんでしょ?

・2ヶ月間も休みなんて羨ましい!

 

私の実績を踏まえて、大学職員の夏休み事情をご紹介したいと思います。

 

 

 

 

大学職員の夏休み

結論から言うと、大学生と同じ夏休みではありません。2ヶ月間も休めるなんて天国はそうそうありません。確かに大学生は休みなので、1年間の中で比較的落ち着いている時期というのは間違いありません。大学業界はざっくり言えば夏休み期間が閑散期、学期始まり・学期終わりが繁忙期という感じでしょうか。特に学生と接する機会が多い学生部であればその傾向は強いです。

では実際どれぐらい休んでいるのかというと、これも大学によって様々なので一概には言えませんが、お盆期間中の一斉休暇あるいは5日間の季節休暇があって、それにいくつか年次休暇をくっつける、というのがよくあるパターンだと思います。

聞いたところによると、本当に夏は丸々1ヶ月休み、春休みも3週間ほど休みになるという夢のような大学も存在しているようです。その他にも夏休み期間中は窓口の人数を減らすので、当番制での出勤となり、週2,3日の勤務になるという大学も。もちろんその分給料には響いてくるようですが。

 

大学職員の実際の夏休みとしては平日5日間(土日とあわせて9連休)と、年次休暇を取るというのがよくあるパターンです。夏休みはあまり民間企業と変わらないですね。

 

夏休み中の主なイベント

では大学生のいない夏休み中に一体何をしているのかというと、実は大学は学生が休みの期間中も、様々なイベントがあります。その準備、実施、片付けに多くの時間を割いています。代表的なイベントは以下の通りです。

 

オープンキャンパス

・入試(AO入試、帰国生入試、大学院入試etc)

・9月入学式、卒業式

・上記に伴う留学生の受け入れ、送り出し

・ホームカミングデー

 

などなど。どの部署に配属となっても、このうちの最低1つには関わるのではないでしょうか。特に近年では入試制度が多様化しているため、様々な方式で実施されています。

 

管理人の夏休み実績公開

ではここで、管理人の今年の夏休みの実績を公開したいと思います。

 

8月の31日中、出勤日は15日!

なんと大体半分は休んでいるという計算になります。

内訳としては土日祝日が9日、一斉休暇が5日、年次休暇が2日でした。

一斉休暇は5日間で、民間企業時代と変わらない日数ですが、やはり閑散期で年次休暇が取りやすいことが非常に大きいです。

 

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いかがでしたでしょうか。皆さんの想像しているような天国とはちょっと違うかもしれませんが、月の半分以上休めると考えれば、非常に恵まれた労働環境と言えるのではないでしょうか。