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大学職員を目指す方に向けた転職ノウハウ、基礎知識、業界動向

【転職体験談】大学職員への転職を考えている人が今すぐ取り組むべきこと3つ

こんにちは。

今日は大学職員への転職を考えている人向けに、選考への応募に当たって取り組むべきことを私の体験談からご紹介したいと思います。私は新卒で大手日系メーカーへ就職しましたが、残業100H超の激務が続いたことから大学職員への転職を決意しました。

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転職活動は仕事と平行で行わなければいけないため、あまり時間を割くことができません。そんな限られた時間の中でやっておいて良かったと感じることをご紹介したいと思います。

 

 

業界研究は必須!

まずは大学業界の研究です。

大学には多くの人が通う時代ですが、大学業界の変遷について、目を向けたことがある方は少ないと思います。少子化グローバル化などの世の中の大きな流れが大学業界にとってどのような意味を持つのか?これからの大学に求められるものは何か?など、大学業界全体の流れを掴んでおきましょう。

 

 

こちらの書籍が鉄板の1冊になるので、こちらを読んでおけば問題ないです。 

 

大学研究は徹底的に行う

大学研究は徹底的に行います。なぜ大学職員を志望したかはもちろん、「なぜ本学を志望しましたか?」「本学の課題はなんだと思いますか?」は大学職員の面接でもっとも聞かれる質問と言って良いです。選考に応募する大学の志望理由、強み弱み、課題などを答えられるよう、大学研究を行いましょう。その大学の課題はエントリーシートで問われる場合も多いです。

大学研究の方法ですが、管理人は以下の方法で行いました。

 

  • 大学のHPを隅々まで確認する

民間企業と同様、大学は財務状況や事業計画等をHPで公開しています。過去3年間の財務状況や事業計画をおさえておくようにしましょう。また在学生向けの案内を見ると、その大学の行事や雰囲気などが掴みやすいのでおすすめです。目を通しておくべき文書は以下です。

  1. 財務状況(予算書、決算書)
  2. 事業状況(事業計画書、事業報告書)
  3. 在校生向けHP

 

大学名で検索すると最新のニュースがヒットするのでおさえておくようにしましょう。面接中のちょっとした雑談や、逆質問なんかにも使えます。

 

  • 書籍が出ていれば買って見るのもあり

大手で歴史が古い大学であれば、その歴史や成り立ち、文化を書籍として出していることも多いです。志望度が高ければ買って見るのもいいでしょう。

 

  • 大学ランキングをチェック

大学ランキングはその大学の評価を見るのに一番てっとり早い方法です。大学ランキングは複数ありますが、有名どころはTHE世界大学ランキングです。

japanuniversityrankings.jp

4つの分野ごとに得点が出ているので、何が課題かも一目でわかります。

 

SPI対策も忘れずに

大学職員の中途採用選考フローには必ずと言っていいほどSPI試験が含まれています。解けないことはないですが、久しぶりにやると非常に時間がかかってしまうので、よほど自信がない限りは事前に練習し、感覚を取り戻しておきましょう。参考書を適当に1冊やっておけば良いでしょう。

 

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いかがでしたでしょうか。面接は準備が9割です。事前知識を習得し、繰り返しシミュレーションすることで意外な質問にもとっさに対応できるようになります。