大学職員を目指す全ての方へ送るブログ

大学職員を目指す方に向けた転職ノウハウ、基礎知識、業界動向

【社畜体験談】元大手日系メーカー営業の私が残業100H超に陥った原因(個人の働き方編)

こんにちは。本日は先日に引き続き、元大手日系メーカーの営業として働いていた経験から、自分がなぜ残業100H超の激務状態となってしまったのか、その原因について考えていきたいと思います。最近は「激務」「社蓄」「ブラック企業」といったワードを耳にする機会が増えました。私自身も月の残業が100Hを越える毎日を過ごしていたいわゆる「社蓄」でした。しかし、その残業100Hで一体何をしていたのかと考えてみると、無駄な時間だったとまでは言いませんが、防げた残業だったような気がしています。もちろんすぐに変えられるような簡単なものではないですが、「組織の体質」と「個人の働き方」を見直すことで減らせる残業がほとんどだと思います。

f:id:norisi:20190127130405j:plain

 

今回はこれまで私が目の当たりにしてきた、残業を生み出す個人の働き方についてご紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

 

  • 残業を生み出す個人の働き方①:先を見据えていない

新人社員にありがちですが、与えられた作業だけをこなして仕事をした気分になっていて、その作業の意味やその先何が起こるかを考えられていないパターンです。個人的にはこれが「仕事がデキる」かどうかの分かれ目だと思っています。何も考えずに作業として仕事をしていると、後で大幅な軌道修正が発生し、二度手間になってしまうことが多くあります。相手がどう感じるのか、どのように行動するのかを予想して、適切な行動をしたいものです。

 

  • 残業を生み出す個人の働き方②:段取り、根回しが出来ていない

物事を決める際には段取りがあります。大企業であればあるほどそのプロセスは多く、根回しが必要になってきます。なので目標となるゴールが決まったら、そこにいたるまでのプロセスを洗い出し、それぞれの時点でやるべきことや課題を挙げていく、というのが通常のビジネスの進め方です。たまに何の段取りも根回しもしていないのに、「自分の考えは完璧だからスムーズに進むに違いない」と思っている人がいます。会社が同じであれど社内は決して1枚岩ではありません。10人いれば10人が違う考えを持っています。メール1本うつだけではなく、時には顔をあわせて丁寧に説明することも必要です。またプロセスの中には上司レビューがあると思うので、修正・再レビューの時間を考慮するのもお忘れなく。一発OKなんて貰えるはずも無いという前提でスケジュールを考える必要があります。

 

  • 残業を生み出す個人の働き方③:Officeスキルが致命的

時代に置いていかれたオジサン社員に非常に多いですね。1番衝撃を受けたのが、Excelで資料作成しているにも関わらず計算を数式で行わず、電卓で行った結果をExcelに直接入力してミスだらけだったり、パワポのスライドマスター機能なんてもちろん知らず、一生懸命1つ1つ地道に直してみたり。Officeスキルの有無は残業時間に直結します。「こういうことが出来れば便利なのにな~」と思う機能は大抵あるので、力技で解決する前にググってみましょう。ショートカットや関数は覚えた分だけ仕事が速くなるので、どんどん調べて身につけていくことをオススメします。

 

  • 残業を生み出す個人の働き方④:自分の意見を持たずに上司、顧客の言いなり

別に意見なんてねーよという気持ちもわかります。やりたくもない仕事に心を無にして取り組まれている方も多いでしょう。しかし、自分の意志が無いと結局は人に振り回され、ズルズルと終わらなくなってしまいます。

 

f:id:norisi:20181011143453j:plain

 

いかがでしたでしょうか。もちろん私もまだまだ全然出来ておらず、「ショボいオジサン」になってしまわないように日々意識をしている毎日です。自分自身を守るため、効率的な働き方を身につけましょう。