【大学職員への転職】気になる転職組の前職の業界・職種をご紹介
こんにちは。本日は大学職員を目指している皆さんが気になっているであろう(?)大学職員転職組の前職の業界・職種についてご紹介していきたいと思います。「大学職員の仕事は正確さが第一のため、事務処理に正確さが求められる銀行など金融系からの転職が多い傾向にある」などとよく言われますが、実際のところはどうなんでしょうか。あくまで私の周りの事例ですので、参考程度に見ていってください。それでは早速いきましょう。
- 大学職員転職組の特徴
転職組で採用されている大学職員の特徴として、大きく2つに分類されると思います。適正人材と変革人材です。企業が中途採用をする理由として、即戦力の人材を獲得したい、異なるバックグラウンドを持った人材を獲得したいといったことが挙げられますが、それぞれに求める能力は異なっており、まさに私の転職組の同期は適正人材と変革人材どちらかに当てはまる人たちで構成されています。
- 適正を期待されている場合
これは分かりやすいですね。上でも述べたとおり、「正確さが求められる事務職員」としての適正を期待されて採用されるケースです。確かに銀行や保険業界など、金融出身の人は多いです。単純に、ここのところ不穏な空気が流れているメガバンクをはじめとする銀行出身の人が転職市場に多いとも考えられますが・・・。
適正を期待されて採用されるケースで金融出身の次に多いのが、「国際系人材」です。要は英語を始めとする言語力のある人ですね。大学は留学生や外国人教員など、いたるところに外国人対応の機会があり、それはどんどん増え続けています。英語力があればそれだけで非常に有利といえます。
- 変革を期待されている場合
これから18歳人口の減少で業界全体が変革を迫られていることもあり、大学業界はこれまでの文化や慣例を変革していく必要に迫られています。そのため、変革を期待して異なるバックグラウンドを持った人材を中途採用するケースがあります。
まず多いのが「IT人材」です。大学業界は紙文化なこともあり、ITシステムに疎い人間が非常に多いです。IT化が一向に進まず、いつまでたっても紙で仕事をしている大学も多々あります。そんな状況でIT人材が育てられるはずも無いので、外から採用するケースは多くなっていると思います。
あとは私自身もそうですが、「営業出身」の人も非常に多いと感じます。ひとくちに営業といっても様々ですが、顧客対応やノルマなどでハードな場面を経験していることは少なくありません。ある意味で大学職員とは対極の仕事だと言えるので、売上をとってくるアグレッシブさや、ハードな場面を乗り越える交渉力などを期待していると考えられます。
- 採用の多い業界・職種TOP3
それでは、実際に私の周りで採用の多い業界、職種をご紹介します。
1位 IT
2位 金融
3位 営業
私の周りでは元SEやSIer出身といった人が非常に多く、ほとんどの人が情報システム関連部門へ配属されています。IT化の流れは止まらないので、IT出身の方はチャンスと言えるんじゃないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。転職活動にあたって、自分が適正人材なのか変革人材なのかを意識してESや面接に臨んでみると、自分の強みがどういう風に活かせるのかを上手く語れるかもしれません。