【大学職員の内部事情】大学職員の職場の雰囲気は悪いのか?
こんにちは。大学職員に転職しようと思っている皆さんが、インターネット等で下調べをしている際に良く見るのが「職場の雰囲気が悪い」「勤務時間はホワイトだけど人間関係は最悪」「大学職員はギスギスしている」「楽したいやつばっかりで誰も仕事しない」というようなワードだと思います。実際私もこういった噂を聞いて、ある程度覚悟の上で転職を決めました。実際のところ、大学職員の職場の雰囲気はどのような感じなのか、私の周りの例や、他大学の知人に聞いたこと等を紹介していきたいと思います。
- 大学職員の職場の雰囲気
早速本題の大学職員の職場の雰囲気ですが、私の実感としては「少なくともギスギスはしておらず、雰囲気は悪くない」という感じです。以前の職場では管理職の怒号や罵声が飛び交うことが少なからずあり、説教タイムが始まると自分は関係なくても部署全体に緊張感が走っていました。それと比べれば、怒号や罵声が飛び交うという話はまず聞いたことが無いし、上司が話を聞いてくれない・話しかけづらいということもありません。
ただ中には、全く仕事をしない上司やありとあらゆることを注意してくるお局さんなどがいる、「ハズレ職場」に当たっている人も見かけます。まぁそういった人はどこにでもいるものです。大学職員にも一定数存在しているだけで、民間企業と比べて特別多いとは感じません。
ただ、良く聞くのは民間企業よりもオフィス内の決まりごとが多かったり、細かいことで注意されることがある、という点です。そういう意味では厳しい・固い職場とも言えます。
- 職場の雰囲気が固くなりがちな理由
大学は私立大学でも税金の補助を受けており、働く大学職員の給料は税金から払われている、とも言えます。そのような背景もあって、固い雰囲気になりがちなのではないかと私は考えています。また、大学職員は仕事柄、出張や外出の機会はあまり多くありません。デスクが隣同士の人とは1年間四六時中顔をあわせて仕事をすることになります。ずっと一緒にいると人の働き方や仕草などが気になってしまうものです。また、教務課・学生課など窓口がある部署では学生の目があります。銀行の窓口と一緒で、見られている分あまり下手なことは出来ないという事情があります。
- 同僚や知人が注意されたこと一覧
ここからは実際に私の同僚や知人が注意されたことをご紹介していきたいと思います。中には理不尽なものもありますが、部署によってはそういうところもあると考えてください。多分それは大学職員に限らず、どこの会社でも一緒です・・・。
・業務時間中に間食をしない
前の会社ではみんなしていたので割と衝撃でした。許してくれてもいい気がします。
・業務時間中にスマホをいじらない
前の会社ではし放題だった・・・というわけではないですがある程度はOKでした。今の職場ではスマホを取り出している人は全くいません。
・業務時間中の私語は一切禁止
これもよくわかりません。1時間仕事と関係ない話をしているというならわかりますが、ある程度の雑談はコミュニケーションとして必要だと思っています。一切禁止というのは考えものです。
・始業前にデスクで朝食を食べない
始業前なら良いのではと思ってしまいますがどうなんでしょう。私はまさにデスクで食べるスタイルなので、禁止されたらツラいです。
・職場のコンセントで私物の充電をしない
これも前の職場ではOKでした。おかげで帰るころにはスマホのバッテリーが死にかけです。(業務時間中いじっていないはずなのに)
・昼休みの時間はキッチリ守る。1分たりとも遅れてはダメ
つらいですねー。遅れたらなんといわれるか分からないので1時間の昼休みも実質45分ぐらいに感じます。
・学生部は学生の手本となるため、スーツ着用
大学職員だからオフィスカジュアルかと思ったら・・・。手本は他で見せればいい気もしますが。
いかがでしたでしょうか。大学職員の職場は確かに細かいルールや小言を言われることはあります。しかし決してギスギスしている、風通しが悪いといった雰囲気ではないと思っています。特にIT系などは職場内のルールがゆるいことが多いので、そういったところからの転職だと戸惑うこともあるかもしれません。