【夏の風物詩】大学職員のオープンキャンパス業務
こんにちは。本日は多くの大学が行っている「オープンキャンパス」についてお話していきたいと思います。皆様ご存知の通り、オープンキャンパスとは高校生がキャンパス見学や模擬授業を通じて、大学がどのようなところか、大学の授業はどのような感じなのか理解を深め、志望校を決めるイベントとなります。大学にとっては受験生を集めるための重要なアピールの機会であり、チャンスとなっています。
- オープンキャンパスの内容やスケジュール
まずは内容やスケジュールについて確認していきたいと思います。
ここでは明治学院大学の例をみてみます。
https://www.meijigakuin.ac.jp/admission/open-campus/
■2019年開催スケジュール
2019/3/23(土) 白金キャンパス
2019/8/3 (土) 横浜キャンパス
2019/8/4 (日) 横浜キャンパス
2019/8/23(金) 白金キャンパス
2019/8/24(土) 白金キャンパス
スケジュールについて、大学の夏季休校期間中に実施をすることが多いです。明治学院大学では春夏で5回実施しています。見て分かるとおり、高校生が来やすい様に土日での開催となることがほとんどなので、職員は休日出勤となります。
■主なプログラム
①学科ガイダンス・模擬授業 (8月のオープンキャンパスのみ)
教員が学科の特色を説明する学科ガイダンスや、模擬授業を行います。全16学科で実施します。明学での学びを体感してください。
②学部・学科イベント
学部・学科による独自イベントです。実施学科等の詳細は、確定次第、大学Webサイトでお知らせします。
③入試説明
科目の配点・競争率の違いなど、入試制度や、入試のポイントを分かりやすく解説します。
④個別相談コーナー
受験から学生生活まで、専門のスタッフが一対一で相談に応じます。お気軽にお越しください。
⑤キャンパスツアー
普段キャンパスを利用している明学生が、キャンパス内をご案内します (所要時間約30分) 。
⑥資料配布・閲覧コーナー
学部パンフレットなどの配布や、過去の入試問題など色々な資料の閲覧ができます。
コンテンツとしては上記の通りです。ほとんどの大学がガイダンス、模擬授業、入試説明、個別相談、キャンパスツアーといった内容で実施しています。あとは在校生と話せるコーナーや、学生団体の活動紹介がある場合も。
- オープンキャンパスにおける職員の役割
職員の役割としては
・説明員
・案内誘導
・在校生の管理
といったところでしょうか。
学部学科毎のガイダンス、入試制度、奨学金、学生寮等についての説明や質問対応が必要なので、上記に関わっている学生課、入試課が駆り出されます。あとは案内誘導係と、在校生のコーナーがある場合はそれを担当する在校生がきちんとやっているか、管理が必要になってきます。
- オープンキャンパスで大変なこと
しょうもないと思うかもしれませんが、何よりつらいことはめちゃくちゃ暑いことです。これに尽きます。うちの大学も例に漏れず夏の実施なので、少し動いただけで汗だくです。室内のガイダンスや説明担当ならまだいいですが、屋外のキャンパスツアーや案内誘導担当になったらそれはもう地獄です。また大学のアピールの場なので、何が起きても冷静に、にこやかに対応する必要があります。高校生はいいんですが、たまに無茶な要求をしてくる保護者の方がいたりするので、当たってしまうと大変です。受験者獲得のため、いつでもスマイルを心がけましょう。
いかがでしたでしょうか。ここまで言っておいてなんですが、私は高校生のとき大学のオープンキャンパスに行ったことがなく、初めてのオープンキャンパスが運営側での参加でした。今更ながら色々な大学のキャンパスにいって、雰囲気を知っておくのもよかったなぁと思います。それで勉強時間が足りず落ちていたかもしれませんが。