職務経歴書を書くにあたって意識するべき3つのこと
こんにちは。本日は職務経歴書を書くにあたって意識するべき3つのことについて、私の転職活動経験を踏まえてご紹介していきたいと思います。
職務経歴書のフォーマットや書き方については、調べればいくらでも出てくるので、今回はそんな中でも私が役に立ったと感じているポイントに絞ってお伝えしていければと思います。
- 職務経歴書に書くべきこと
意識するべきことの前に、そもそも職務経歴書に何を書くべきか、簡単におさらいしていきたいと思います。職務経歴書はこれまでの仕事で何をやってきたか、これから何が出来るかをまとめるものです。項目としては4つにわかれます。
1.職務経歴概要
読んで字のごとく、これまでの経歴概要をまとめるものです。概要なので、4~6行程度にまとめましょう。部署を異動していたり、転職をしている場合はそれも含めて記載が必要です。
2.職務経歴
職務経歴そのものになります。働いている(いた)会社の会社名、業種、業態、従業員数、職種、部署名、働いている(いた)時期などを記入しましょう。
3.これまでの経歴のポイント
職務経歴書のメインの内容となります。これまでの経歴の中で取り組んできた業務内容、ミッション、与えられた役割、成果等を記入しましょう。
4.自己PR
経歴のポイントを踏まえた自己PRです。自分の強み、アピールポイント、転職後の職場で何が出来るかを記入しましょう。
- 職務経歴書を書くにあたって意識するべき3つのこと
・相手に伝わりやすいように
エントリーシート編でも書きましたが、基本中の基本のことです。注意すべきは以下のような点です。
1.社内用語を使わない。
2.専門用語を使わない。
3.冗長になりすぎず、具体的に。
3点目はとても難しいですが、例えば職種を書くときに「営業」だけだと広すぎて何をしているのかわかりません。法人向けなのか個人向けなのか、ルートなのか飛び込みなのか、商材は何なのか・・・。細かく書きすぎて読みづらくならないように、だけど具体的に記載するようにしましょう。
・成果は数字で示す
営業時代のクセを引きずっているだけかもしれませんが、これも基本だと思っています。「相手に伝わりやすいように」にも関係することですね。数字や金額は絶対的な共通単位です。成果を示す場合は数量や金額など、具体的な数字で示すことでわかりやすくしましょう。
・過去を踏まえて未来を語る
自分のやってきたことや歩んできた経歴について、ついつい沢山書きたくなってしまう気持ちはとてもよくわかります。しかしあなたが転職しようとしている先の人事や面談者は「あなたがこれまでどのような素晴らしい仕事をしてきたか」について、それほど興味がありません。逆に「そこまで素晴らしい結果を残しているのであれば、働き続ければ?」と思われるかもしれません。これまでの経歴や成果はほどほどに。その結果「どのようなスキルが身についたか」「どのように次の職場の仕事で活かせそうか」という点を重点的に記載するようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。職務経歴書は新卒の就職活動では存在しない、中途採用ならではの書類です。書き方も色々出てきて戸惑う部分も多いかもしれません。が、結局は自分が何をしてきたか、これから何が出来るかをわかりやすく伝えられればいいです。相手に伝わりやすい文章を書くことを最優先に、取り組んでいただければと思います。