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【人生の夏休み編】大学職員への道Vol.23

こんにちは。新卒で日系大手メーカーに営業職として入社、月残業100時間超の激務を経験した後、大学職員へ転職した私の、転職を検討し始めてから入社に至るまでに経験したこと全てを公開しています。 『社蓄が私立大学職員になるまでの半年間の全記録』シリーズとして、大学職員への転職を検討している皆様に、少しでも参考にしていただければ嬉しいです。 転職活動の合間にでもご覧ください。 今回は【人生の夏休み編】となります。

 

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  • 前回までのあらすじ

退職交渉も終わり、あとは退職手続きを残すのみとなったが、これが最後の難関だった。100ページに渡るマニュアルが届き絶望するも、ここまできて折れるわけにはいかない。諸々の手続きや後任への引継ぎ、さらには部長から言い渡された卒業論文の執筆もこなし、ついに迎えた最終出社日。最後の最後まで働きづめではあったが、念願の「人生の夏休み」を獲得した。

 

  • じんせいのなつやすみ

最終出社日を終えてから転職先への入社日までの有休消化期間。またの名を人生の夏休み。勝ち取れるかどうかや、期間も人それぞれだが、転職を考えている人には是非勝ち取っていただきたい。何せ社会人には休みがない。長くても平日5日間、土日あわせて9日間が関の山。しかも休めるのは決まってお盆や年末年始。どこに行くにもお金はかかる上に大混雑は必至。社会人になってからサークルのOB会や就活生向けのイベントなどに参加すると、決まって「社会人になるまでにやっておいたほうがいいことってありますか?」と聞かれるが、管理人は迷わず「意識高いことはいいからとりあえず悔いの無いよう遊びまくっとけ」と言う。それぐらい、社会人にとって長期休暇は貴重なのだ。

一方で、そんなことを社会人から言われていた大学生時代を思い出してみると、長期休暇はあるものの、いかんせんお金がない。お金を稼ぐためにアルバイトをするので意外とまとまった休みは無い。よって旅行もなかなか行けない。時間はあるがお金が無いので、思うようには遊べずそれを活かしきれないのである。

 

何が言いたいかというと、「お金もあるし時間もある」さらに言えば「背負うものが無く自由に過ごせる」のは、若手の転職者だけに与えられる特権である。苦労して勝ち取ったこの期間を、転職者各位には是非存分に味わってほしい。有休消化期間をどう過ごすかのプランニングは、後任への引継ぎと同じぐらい大切な、最終出社日までに済ませておくべき業務であるといえよう。

 

  • 人生の夏休みの過ごし方

ダラダラと書いてしまいましたが、とにかく社会人にとって1か月超の休暇というのは貴重なのです。貴重というか、普通に働いてたら得られないものです。最大限頑張っても夏休みに結婚休暇5日間をつなげて14連休とかでしょ?それも職場によっては同僚に反感を買いながら。普通では手に入らない1か月間の休みを手に入れることが出来る。そう、転職ならね。

というわけで1か月間の休み、家を飛び出さないことにはダラダラしているうちに1か月過ぎてしまう予感しかしないので、海外旅行が好きな管理人は滅多に出来ない長期旅行をベースに過ごし方を検討しました。

 

案1 ハワイorオーストラリアorニュージーランドでWWOOF

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農家の人を手伝う代わりに宿と食事を無償で提供してもらい、空き時間を自由にエンジョイするプランです。オーストラリアとニュージーランドが盛んで、ハワイなんかもある。友人が学生時代にやっていたのをSNSで見ていましたが、作業は午前中だけで終わることもあるなど空き時間は多く、友達もできてとてもよさそうでした。

 

案2 東南アジアかヨーロッパでバックパッカー

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個人的に憧れていましたが、大学生の時には結局やることがなかったバックパッカーです。東南アジアが定番だと思いますが、社会人だと行くのも一苦労なヨーロッパもいいですね。バックパッカーとはいいつつ社会人で蓄えもあるので、激安旅で予算を切り詰めすぎなくてもいいところがポイント。

 

案3 セブ島英語留学

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最後は英語留学です。なんかアイディア全てが大学生の発想から抜け出せきれていないような気がしますが、放っておいてください。英語留学とか意識高い感じを出していますが、要はリゾート行きたいだけです。

 

  • 選んだ先は

色々と悩んだ末に、管理人が出した結論はセブ島英語留学」でした。はい、完全にリゾート行きたいだけです。英語留学の方は正直あまり期待していませんでしたが、クラスメイトにも恵まれて充実した1か月間を過ごすことが出来ました。もちろんセブ島は最高でした。また機会があれば、セブ島での日々もどこかでご紹介できればと思います。最終出社日の翌日には日本を旅立ち、入社予定日の2日前に日本に帰ってくるという離れ業をやってのけました。

 

長きに渡ってお送りしてきた「社蓄が私立大学職員になるまでの半年間の全記録」シリーズですが、今回で最終回となります。少しでも皆様の転職活動の参考になればと思います。