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【入社式と研修編】大学職員への道その後Vol.1

こんにちは。新卒で日系大手メーカーに営業職として入社、月残業100時間超の激務を経験した後、大学職員へ転職した私が、大学職員になってから経験したこと全てを公開しています。 『社蓄が私立大学職員になってからの全記録』シリーズとして、大学職員への転職を検討している皆様に、少しでも参考にしていただければ嬉しいです。 転職活動の合間にでもご覧ください。 今回は【入社式と研修編】となります。

 

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  • 大学職員としてのスタート

約1か月の年休消化期間もあっという間に過ぎ、セブ島でこんがり焼けた私は入社日を迎えていました。これから全く新しい組織で働く日々が始まります。新卒の時にはワクワクというよりは社会人になったことの絶望が大きく、希望に満ち溢れた入社式にはなりませんでしたが、今回は一味違います。晴れて絶望から抜け出し、自分で掴んだ新しいキャリアに、晴れやかな気持ちでいっぱいでした。職場が大学になったということもあり。大学に合格して、入学式の日を迎えた日の感覚がよみがえったような気分でした。

 

  • 入社式

入社式当日、所定の集合場所に到着すると、入社同期と思われる人たちが部屋に集まっていました。時間になると、早速人事からの各種連絡事項と、自己紹介が始まりました。そして今後の研修のスケジュールが発表されました。通常、民間企業だと中途採用は部署毎に募集することも多く、あらかじめ配属先が決まった状態で、初日からすぐに配属ということも珍しくありません。入社式なんてもちろん存在せず。人事から業務連絡を1時間ぐらいで伝えられたのち、現場にぶっこまれるのが当たり前です。そんな状態で配属先に案内される中途採用を前職では見てきました。しかし、今回私は入社日があらかじめ指定された中途採用だったこともあり、ある程度まとまった人数であることから、中途採用ながら同期がいて、入社式や1週間の研修もあるようです。中途採用のデメリットの1つが「入社同期がいない」ことだと思っていて、それは覚悟していたので、これには驚きました。1週間あれば人間関係も築けると思うので、これから職員生活を送っていく中で同期はとても大きな存在になりそうです。人事に感謝です。ちなみに大学ならではのこととして、入社式では最後に校歌斉唱がありました。一瞬入学式かと思いました。もちろん歌えるはずもなく3分間ぐらい歌詞カードを眺め続ける時間が続きました。気まずかったです。

 

  • 1週間の研修

中途採用なので、新卒の時にあったビジネスマナー講座とかそういった類のものはありませんでした。まぁ当然ですね。キャンパスの施設や部署の見学や、大学で働くにあたっての基礎知識、理念に込められた意味、大学の歴史…などの座学が中心でした。研修の内容に関してはめちゃくちゃためになったとは言い難いものでしたが、(というかめちゃくちゃためになった研修をこれまで受けたことがありません)この1週間で同期の仲が深まったのはとてもよかったです。研修期間で定時に終了するので、毎日飲みに行って、かなり同期の仲は深まった気がします。これも意外だったことの1つで、大学職員はあまり飲み会とか好きではない人種が多いイメージがあると思いますが、中途採用組だからなのか、入ってみると全くそんなことはなく、限られた時間で仲良くなろうと飲み会参加率はとても高かったです。もちろん、今でもちょくちょく同期とは飲みに行きます。

 

  • 配属発表

1週間の研修が終わると運命の配属発表ありました。採用面接でも希望部署のヒアリングがあった他、入社後も配属希望面談がありました。私の希望は当初から一貫しており、大学に入るからには法人部門ではなく、学生部門で学生と関わりたいと考えていました。

 

その結果配属されたのは…

 

 

人事部

 

 

でした。まさかの結果となりました。面接や配属希望面談であれだけ話した私の希望はあえなく却下され、法人部門に配属となりました。まぁこれも社会人あるあるですね。採用してもらっただけで感謝です。ええ。

 

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そんなこんなで、まずは無事に大学職員としての一歩を踏み出すことが出来ました。同期にも恵まれて本当によかったです。続きます。