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大学職員を目指す方に向けた転職ノウハウ、基礎知識、業界動向

【転職決意編】大学職員への道vol.1

こんにちは。新卒で日系大手メーカーに営業職として入社、月残業100時間超の激務を経験した後、大学職員へ転職した私の、転職を検討し始めてから入社に至るまでに経験したこと全てを公開しています。

『社蓄が私立大学職員になるまでの半年間の全記録』シリーズとして、大学職員への転職を検討している皆様に、少しでも参考にしていただければ嬉しいです。

 

転職活動の合間にでもご覧ください。 今回は【転職決意編】となります。

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  • 絶対辞めないと思っていたアイツの転職

エージェント登録をしてからおよそ1ヶ月が経過していましたが、相変わらず私は具体的な行動を開始できていませんでした。日々エージェントから届くオファーを眺めるものの、ピンと来るものがなく、あったとしてもエントリーをする気力が無く、相変わらず仕事に追われる日々を過ごしていました。

そんな中で、私を奮起させる出来事が起こりました。それはもう何人目かもわからない、同じ会社の同期の転職報告です。

しかもその同期は私の隣の部署で似たような境遇に置かれているヤツでした。仕事にうんざりし「転職して~」と口では言っているものの、具体的な行動は出来ておらず、どちらかといえば大人しい気質だったので何だかんだで辞めずに残るんだろうな、と私は思っていました。そんな同期からの突然の転職報告にショックを受け、私のケツに火がつきました。

 

  • 閉ざされた異動の道

さらにもう1つ、私の決意を後押しする出来事がありました。それは私が今か今かと待ち望んでいた「ジョブローテーション」。

言わずもがな、一定期間が過ぎたら違う部署に異動となる制度です。私の前職の会社でもジョブローテーション制度が導入されており、それの対象に選ばれればこの地獄の部署から脱出できると思っていた矢先・・・

 

突然ジョブローテーション制度の廃止宣言がなされました。

 

 

今後は一定期間でのローテーションは行わずに、所属長の話し合いによって適宜ローテーションが行われるということでした。

早い話が「いつ異動できるかわかりませんよ。ひょっとしたら一生無いかもよ」ということです。

 

 

  • そして決意は固まった

こうして親しい同期と異動のチャンスを失った私は、静かに、しかし確かに転職活動を実行に移す決意を固めました。同じ状況がずっと続いていたらなかなか決断するきっかけがつかめなかったと思うので、異動の道が閉ざされたことは良かったと思っています。

 

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いかがでしたでしょうか。転職活動を考えている皆さん、決断は早いに越したことはありません。

社会人経験が増えれば増えるほど即戦力を期待され、採用する側のハードルは高くなっていきます。出来れば20代のうちに決断をして、行動に移すのが良いと思います。

上記で書いたとおり、きっかけは人それぞれで些細な出来事です。些細な変化を大事に捉えて、自分を奮い立たせましょう。

 

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【転職検討編】大学職員への道Vol.0

こんにちは。

今回から、新卒で日系大手メーカーに営業職として入社、月残業100時間超の激務を経験した後、大学職員へ転職した私の、転職を検討し始めてから入社に至るまでに経験したこと全てを公開します。

『社蓄が私立大学職員になるまでの半年間の全記録』シリーズとして、大学職員への転職を検討している皆様に、少しでも参考にしていただければ嬉しいです。転職活動の合間にでもご覧ください。

 

記念すべき初回となる今回は【転職検討編】となります。

 

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【大学職員の働き方】大学職員と大手民間企業社員でこんなにも違う平日と休日の時間の使い方

こんにちは。本日は私が大学職員になって変わったと感じている平日と休日の過ごし方について、前職時代と比較しながらご紹介したいと思います。

 

結論から言うと、大学職員になって平日・休日ともに非常に充実した時間を過ごすことが出来ています。

 

営業時代とは何が違うのか、なぜ大学職員になって充実した時間を過ごせているのか、ご紹介していきたいと思います。

 

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職務経歴書を書くにあたって意識するべき3つのこと

こんにちは。本日は職務経歴書を書くにあたって意識するべき3つのことについて、私の転職活動経験を踏まえてご紹介していきたいと思います。

職務経歴書のフォーマットや書き方については、調べればいくらでも出てくるので、今回はそんな中でも私が役に立ったと感じているポイントに絞ってお伝えしていければと思います。

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【大学職員への転職】その辺に落ちてる志望動機をパクってもES通過は出来ないと断言できる理由

こんにちは。大学職員を目指して転職活動中の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。突然ですが、皆さんはなぜ大学職員になりたいと思いましたか?

 

給料が良いと聞いたから?ノルマが無い仕事だと聞いたから?ワークライフバランスが良さそうだから?まぁ大体このあたりの理由でしょうか。

では、エントリーシートの志望動機欄はどうやって記入しようと思っていますか?大学職員の業務をイメージできているわけでもないし、なかなか難しいですよね。

 

そんなときに「ググって丸パクり」ついしたくなっちゃいますよね。わかります。わかりますが…

 

今回の記事では「ググって丸パクり」が絶対にダメな理由を述べていきたいと思います。

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【夏の風物詩】大学職員のオープンキャンパス業務

こんにちは。本日は多くの大学が行っている「オープンキャンパス」についてお話していきたいと思います。皆様ご存知の通り、オープンキャンパスとは高校生がキャンパス見学や模擬授業を通じて、大学がどのようなところか、大学の授業はどのような感じなのか理解を深め、志望校を決めるイベントとなります。大学にとっては受験生を集めるための重要なアピールの機会であり、チャンスとなっています。

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【大学職員の内部事情】気になる年次有給休暇の義務化の扱い【働き方改革】

こんにちは。本日は「年次有給休暇の義務化」が大学でどのように取り扱われるのかについて、ご紹介していきたいと思います。皆さんもご存知の通り、労働基準法が改正され、2019(平成31)年4月から、全ての企業において、年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者に対して、年次有給休暇の日数のうち年5日については、使用者が時季を指定して取得させることが必要となりました。これについて大学がどのように対応しているのか、私の周りのいくつかの大学の職員の方々の話をご紹介したいと思います。

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【大学職員への転職】転職活動エントリーシート全勝の現役大学職員が教える絶対に使うべきではないNGワード

こんにちは。本日は転職活動のエントリーシートについて考えていきたいと思います。大学職員に転職をしてから、職員に転職したいと考える人が相談したいと言ってくる事が増えて、エントリーシートの添削をする機会が増えました。私はその道のプロではありませんが、多くのエントリーシートを見ているうちに、意外と社会人でも「絶対に使うべきではないワード」に気付かないんだなーと思うことがあります。大学職員への転職に限らず、特に他業界への転職を考えている人は、「絶対に使うべきではないNGワード」について覚えておくと良いと思います。それではいきましょう。

 

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【大学職員の内部事情】大学職員の職場の雰囲気は悪いのか?

こんにちは。大学職員に転職しようと思っている皆さんが、インターネット等で下調べをしている際に良く見るのが「職場の雰囲気が悪い」「勤務時間はホワイトだけど人間関係は最悪」「大学職員はギスギスしている」「楽したいやつばっかりで誰も仕事しない」というようなワードだと思います。実際私もこういった噂を聞いて、ある程度覚悟の上で転職を決めました。実際のところ、大学職員の職場の雰囲気はどのような感じなのか、私の周りの例や、他大学の知人に聞いたこと等を紹介していきたいと思います。

 

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【転職前に要チェック】大学職員を辞めたいと思う人の特徴5つ

こんにちは。本日は大学職員を辞めたいと思う人の特徴5つについて考えていきたいと思います。最近はインターネットで調べるとすぐに「高給」「ホワイト」「ノルマ無し」などと並べ立てられ、「めちゃくちゃ楽な仕事」というイメージがついている大学職員ですが、毎年辞めていく人は一定数存在しています。彼らはなぜ大学職員を辞めていったのか、大学職員は本当に「めちゃくちゃ楽な仕事」なのか。私の周りで起きた体験を元に、ご紹介していきたいと思います。

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