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【全公開】私が面接を受ける前に調べて良かったと思う大学の情報

こんにちは。

今日は大学職員への転職を目指している皆さんに、

ぜひ事前に調べた上で面接に臨んで欲しい情報をご紹介します。

 

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大学職員の面接は基本的には民間企業と大きく変わらず、

自己PRと志望動機が重視されます。

それに加えて、歴史や成立ち、理念といった部分を理解しているかどうかを

問われる場面が多いと感じます。

 

実際に私が面接を受けた中で、

質問された、役に立ったものだけを

ヒト・モノ・カネ・コトの4つにわけて挙げていきたいと思います。

これから面接を受ける皆さんは、事前に調べて頭に叩き込んだ上で

面接に臨んでみてください!

 

 

 

理解しておきたい大学のヒト

創始者

私立大学であれば必ず創始者がいます。

建学の精神と共に必ず覚えておきましょう。

・理事長

 大学や高校を運営する学校法人を統括する、「経営のトップ」です。

 名前や経歴などをおさえておきましょう。

・学長

 大学の教育と研究を統括する「教育・研究現場のトップ」です。

 中学や高校であれば校長となります。

 名前や経歴などをおさえておきましょう。

 

理事長と学長は、学校法人によっては同一人物が兼ねていたり、

名称が違ったりする場合があるので注意してください。

 

・学生数、教職員数

これから自分が働くことになるかもしれない組織なので、

いわばお客様である学生の数、仲間である教職員数がどれぐらいの規模感なのか

知っておきましょう。

 

・著名な教員、卒業生

コネタとして著名な先生や卒業生がいれば覚えておいて損はないでしょう。

 

理解しておきたい大学のモノ

・学部

どんな学部があるのか、いくつ学部があるのかは調べておきましょう。

こういったところでその大学出身者との差がつきます。

 

・キャンパス

どこにキャンパスがあるのか、どのように分かれているのかを知っておきましょう。

たいていは学部毎か、学年毎で分かれていると思います。

キャンパスは自分が働く可能性がある場所になります。

都内で働くことを希望されている方は、思わぬ見落としがないようにしてください。

 

理解しておきたい大学のカネ

・財務状況

上場企業と同様、大学HPでは財務状況が公開されています。

過去3年間程度を遡り、財務状況が危なくないか、収支内訳を確認しましょう。

 

理解しておきたい大学のコト

・建学の精神

どのような目的、思いで創始者が大学を設立したか、

覚えておくだけではなく、志望動機に絡められるとベストです。

 

・ビジョン

この先どのような方向へ向かおうとしているのか、

こちらも上記同様、志望動機に絡んでくるところだと思います。

 

・3つのポリシー

そもそも大学における3つのポリシーをご存知でしょうか?

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成、実施の方針)

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

 

入学から卒業までの方針を定める3つのポリシー。

学部毎にポリシーを定めている大学もあります。

全て覚える必要はありませんが、一読しおおよその方針を理解しておきましょう。

 

・最近のニュース

就職活動時代を思い出し、ニュースをチェックしておきましょう。

ただし、事件事故や不祥事などの話題は出さないこと。

空気が悪くなること必至です。

 

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いかがでしたでしょうか。

これらの情報は全て大学のHP上で公開されています。

面接は準備が9割です。

ぜひこれらの情報を押さえた上で、面接に臨むようにしてください。