【職員になって一番よく聞かれること】大学職員は母校でないと受からないのか?
こんにちは。
今日は皆さまからよくいただく質問の1つに
お答えしていきたいと思います。
その質問とは・・・
「大学職員は、母校でないと受からないのか?」
です。
- 母校でなくても大丈夫
結論から言えば、母校出身でなくとも受かります。
私の職場でも、母校出身でない方が多く働いていますし、転職同期にも他大学出身の人がいます。
大学職員への転職をお考えの方は、安心して活動を続けてください。特に転職の場合、都合よく母校の募集がかかることもなかなか無いと思います。そういった場合は母校に固執せず、幅広く受けてみることが転職成功につながります。
また、入社できたとしてもその後の出世競争に関わるんじゃないか?と思う方もいると思います。その点についても安心してください。私の働く大学では母校出身者でなくとも管理職は大勢います。
- 母校出身者の割合
では、実際母校出身者はどれぐらいの比率を占めているのでしょうか?
一例として、関西大学の採用実績が公表されていましたので見てみましょう。
2018年度の採用実績で採用数18名、うち母校出身者が15名。他大学出身者はわずか3名。母校出身者:他大学出身者=5:1の割合になっています。
これは少し極端すぎる例ですが・・・私の働く大学では、2:1ぐらいで母校出身者が多いというイメージです。
他大学出身者であっても受かる可能性はありますが、母校出身者であればそれだけで有利なのが現実です。その理由を次で説明します。
- 母校出身者が有利な理由
なぜ母校出身者が有利なのか?それは志望動機に説得力を持たせやすいということが大きいです。自分がかつて学んだ大学であれば、お世話になった母校に恩を返したいとか、学生時代ではこういった面が不満だったので、より良い大学作りをしたいとか
いくらでも志望動機が思いつきます。(もちろんこのままでは駄目ですが)
大学の課題や進むべき方向性といった観点でも、自分の学生時代の経験を踏まえた意見が言えるので、説得力が増します。
また入社後のことを考えてみても、働く上でその大学についての知識は必要不可欠です。4年間過ごしてある程度大学の仕組みや構造、システムについて把握している人と、全く分からない人ではどちらを採用したいと考えるか・・・言うまでもありませんよね。
他大出身者はこれらの不利を突破する必要があります。母校出身者とはスタート地点が違います。これは受け入れてください。その上で、どう行動するかです。
- 他大出身でも内定を勝ち取るために
当ブログでは私大職員への転職を勝ち取った管理人が、大学職員転職にあたって意識しておきたいことを公開しています。
university-staff.hatenablog.com
university-staff.hatenablog.com
また、元残業100H超の社蓄の私が私大職員になるまでの実体験を赤裸々に公開しています。
university-staff.hatenablog.com
是非参考にしていただき、転職成功を手にしてください。
大学職員への転職を目指している皆さんに向けて、採用面接の雰囲気や、私が実際に受けた質問、選考に向けたアドバイスをnoteで公開しました。
私は新卒で日系大手メーカーに就職し、その後中途採用で大学職員に転職しました。私の体験談が少しでも皆さんの役に立てば嬉しいです。