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【大学職員への転職】大学職員に転職可能な年齢の限界

こんにちは。本日は大学職員に転職できる年齢について、私自身の経験からご紹介をしたいと思います。

 

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皆さんは現在の会社でどのぐらい働いて、転職を考えているのでしょうか?タイミングはひとそれぞれあると思いますが、私の前職の同期を見ていると、3年目が1つの転換点なのかなと感じています。2年目に入った頃から転職する同期がポツポツとあらわれ始めて、1人転職をするとその噂が広まってまた1人転職をして、その流れがピークになったのが3年目だったと思います。ちなみに前職の離職率は高く、3年目時点で同期の3分の1程度は転職をしていました。

 

転職活動にはパワーが必要なので、なかなか1歩目を踏み出すのがしんどいですが、いつまでもチャンスがあるわけではありません。この記事が皆さんの後押しになればと思います。

 

 

 

  • 早く動くに越したことはない

まず1つ言えることは、業界・職種を変えるなら早く動くに越したことはないということです。かつては「転職する前にとりあえず3年間働け」という風潮がありましたが、今では企業は第二新卒の採用に積極的です。大学業界も例外ではなく、私の中途採用同期には第二新卒が多くいます。

当たり前のことですが、長く働けば働いた分だけ、その業界や業種の知識や経験に特化していき、他業界には移りづらくなっていきます。採用する側の立場になって考えると、他に多くの候補者がいる中で、全く関係のない業界や職種で10年働いた人を採用するかと言われたら、よほどのスキルがない限り厳しいでしょう。

 

  • 業界を変えるなら30歳まで

他業界からの転職を考えている場合は、30歳までがチャンスだと思っておいたほうが良いです。中途採用の同期や、私が入社してからの中途採用の人たちを見ていると、30歳以上で転職してくる人はなかなかおらず、いたとしても同じ業界の競合他社からの転職や、これまでの経験が活かせる即戦力としての採用です。ちなみに私の大学職員の中途採用同期のうち、民間企業から(業界を変えた転職)の最高年齢は28歳でした。

 

  • 同じ業界やスキルを活かせる場合は年齢不問

逆に、同じ業界で働いている場合や、これまでのスキルを活かせる場合、年齢は問われません。私の同期にも前職研究費関連の仕事をしていた方がおり、45歳(推定)で転職してきて、半年後には幹部社員に昇格となっていました。やはり前職での経験やスキルがそのまま活かせるとなると強いです。

 

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いかがでしたでしょうか。

大学生時代、就職活動の際に「人生1回限りの新卒カードを無駄にするな」といった言葉をよく耳にしたと思います。確かに新卒入社は1度しかない貴重なチャンスだと思いますが、新卒入社した会社があわなかったとしてもまだまだ取り返しはつきます。むしろ一度働いてみて見えてくる世界もあると思います。転職を考えていながらなかなか動けていない皆さんは、チャンスはいつまでもあるわけではないことを意識し、早めに1歩目を踏み出すことをおすすめします。諦めずに粘り強く取り組んでいただければと思います。